ドライブが気持ちが良い季節ですね!
先日我が家がドライブに出かけたのは佐賀県唐津市呼子町の加部島(かべじま)です。
加部島とは?
呼子港の沖約500mの玄界灘に位置する島で、本土とは呼子大橋で繋がっています。
人口は約460人ほど。
呼子港の目の前にあり、玄界灘の荒波から港を守る天然の防波堤の役割を果たしていたことから、昔は『壁島』とよばれていたのだとか。
釣りを楽しまれている人も多く見かけました♪
風の見える丘公園
風の見える丘公園という景色の良い場所があるらしく、とりあえずそこを目指すことに。
駐車場では名物の甘夏が売られていました。
島では多くの甘夏畑?甘夏の木?を見ることが出来ます。
そういえば以前呼子で甘夏ゼリーを息子が嬉しそうに食べていたっけ(*´▽`*)
公園という名前ですがどうやらこの展望台↓のことのようです。
横に立つ像は松浦佐用姫像です。
唐津では道の駅厳木や鏡山でも見ることが出来ます。
佐用姫ってどなた?と思われる方は鏡山の記事でご確認ください。
個人的には鏡山の恐ろしい佐用姫が忘れられません(笑)
さぁ、展望台から見えます景色はこちら↓
少し雲が多い日でしたが、それでも青い玄界灘を見渡すことが出来、とても綺麗でした。
呼子大橋を上から見ることもできます。
展望台の中は椅子が置かれてはいるのですが、観光のチラシが少々置かれているだけで特に何もありませんでした。
このスペースをもっと有効活用すればいいのに!!とかすぐ思っちゃうのは私の悪い癖( ̄▽ ̄)
いつものことですが息子達はまだ小さいので、この景色を見ても然程喜んではくれません。
ということでお次は牛さんを見に行きましょう♪↓
杉の原放牧場
加部島の先端にあります杉の原放牧場です。
ってあれ?
牛さんは(゚д゚)?
実はこの日は風が強く、海風が冷たくて、牛さんはこの最高の景色の場所ではなくもう少し奥の風にあたりにくい場所でじっとしていました。
子牛が可愛かった♡
どうせならあの緑と綺麗な青をバックに牛さんたちを見たかったけれど、それは人間のわがままってもんですね。
それでも子供達は大興奮!!
子供を喜ばせてくれてありがとう、牛さん!
この放牧場には散歩道があって、誰でも自由に歩くことが可能です。
運が良ければ崖や緑、海の青と一緒に牛さんたちの姿を見られるかもしれません(*^▽^*)
田島神社
そして最後に立ち寄ったのが肥前の国最古とも言われる田島神社。
この神社、なんと海に向いて鎮座しているのです!
加部島漁港に面した斜面に建てられていて、まさに航海安全とか大漁満船を見守って下さっているかのような雰囲気。
海に面した鳥居をくぐりまっすぐ階段を上ると楼門があります。
そして楼門をくぐると拝殿が見えます。
手前に見えるのは力石。
看板にかいてある通りですが、豊臣秀吉が名護屋在陣の際に配下武将達が力比べに使ったそうです。
こんな重そうな石を海岸から運んで上ってきて、尚且つ頭上高く掲げるって人間業なの?
当たり前ですが私には絶対無理・・・。
現在残っているのはこの石だけのようですが、なんだかその光景がリアルにうかんで面白い!
まるでアクロバットをしているような狛犬が可愛かったです。
拝殿前には佐用姫神社もありました。
楼門から見下ろす景色、本当に漁港に向いて鎮座しているんです。
また、この神社の鳥居の一つに佐賀県最古の肥前鳥居があります。
大江山の酒呑童子討伐で有名な平安時代中期の武将、源頼光(みなもとのよりみつ)が寄進したものなのだそうです。
つまり金太郎(坂田金時)を家臣にしていた人ですね!
この鳥居は頼光鳥居(らいこうとりい)というそうです、なんだかすごい歴史ありですね。
歴史を感じるといえばもう一つ、境内にこんあものもあるんです↓
元寇の碇石。
なんと元寇時の蒙古軍の碇石なんだそうです!!
この神社の東方玄海の海中から引き揚げられたって・・・当たり前ですが教科書で習った歴史は本当にあった出来事なんだよな~と感じることが出来ました。
最後に
さぁ、どうだったでしょうか加部島。
あまり観光地化されていないのんびりとした景色が素敵だったり、でもこんなに素敵ならもっと上手くやればもっと沢山の人をよべそうなのにとか色々考えたドライブでした。
でも一番大切なのは加部島に住まれている方が何を望まれるかですね(*^^*)
とにかく青い海や甘夏の木、玄界灘をバックにのんびりしている牛などの景色はどれも素敵で、釣りを楽しむも良し、田島神社で歴史に思いを馳せるも良し、素朴だけど素敵な場所でした♪
皆さんも是非☆
情報
場所:佐賀県唐津市呼子町加部島3965-1(田島神社の住所です)
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