道の駅太良から車ですぐの場所にある大魚神社の海中鳥居をご存知ですか?
大魚神社の海中鳥居伝説
近くの看板に書かれていたのですが、こちらの海中鳥居にはこんな↓伝説があるそう。
『約300年前に村人たちが悪代官を懲らしめるために、有明海沖の孤島である沖の島に悪代官を誘い酒盛りをした後、酔った悪代官を置き去りにしてしまいました。
沖ノ島は満潮時には沈んでしまいます。
満ちてくる潮に驚いた悪代官は海の神様に助けを求めました。
すると、大魚(ナミウオ)が現れて、代官は魚の背中に乗って生還したそう。
感激した代官は魚の名前を取って「大魚神社」を建て、岸から約200mの海中に鳥居も建てた。』とのこと。
有難いんだかなんだかわからない言い伝えですが・・・人には優しくしようという教訓かな?
干潮時の鳥居
海中鳥居と聞いていたので、当然頭の中でイメージするのは海の中にある鳥居、厳島神社の鳥居のようなものを想像したのですが、行って見ると海の中にない(◎_◎;)!?
まさかの干潮(笑)
そりゃそうですよね、ちゃんと潮見表をチェックして行かないとこういうことになります・・・。
しかし満潮時には海の中にある鳥居の下を干潮時だからこそ歩けるのですからこれはこれで貴重な体験かな?
奥には有明海が広がっていて、なんだか幻想的かも。
息子なんて喜んで走って行ってしまいました↓
なんか神隠しにあいそう(゜_゜)などと不謹慎にも思ってしまいました、それくらいなんだか不思議な雰囲気。
足元には蟹がいたり小さなハゼのような生き物も見かけました。
一番奥(海側)の鳥居の下まで行くとお金を入れるこのようなものが置かれています。
何を願うもしくは宣言すればよいのかよくわからなかったのですが、『人に優しくなれますように』と願っておきました(笑)
どうせなら満潮時の姿も見てみたかったけど、これはこれで良い景色を楽しめました。
インスタ映えスポットなのか若い人が大勢見に来ていましたよ♪
次は潮見表をチェックして行こうと思います。
海中鳥居リベンジ
前回は干潮時に行ってしまった海中鳥居。
それはそれで雰囲気があって素敵でしたが、今回は鳥居が海に浸かっている時を狙って、再び大魚神社の海中鳥居へ行ってきました!!
ジャジャーン!
本当に海中に鳥居が(;゚Д゚)
干潮時とは雰囲気がガラリと変わりますね~。
少し残念なのはこの日は風が強く波が立っていて、海がかなり濁っていました。
有明海なので海が真っ青ということは普段から無いかとは思いますが・・・。
満潮時にはもっともっと水位が上昇して、鳥居のかなり上の方まで浸かるそうですよ。
でもはっきりと鳥居だとわかるこのくらいの水位が丁度良いかな。
下が貝殻だらけで白いのも美しいです。
息子は楽しそうに貝殻集めをしていました(*^-^*)
ところで有明海にくるといつも独特の香りがするのですが、あれは何の香りですか?
息子はその香りがすると「海のにおいだ!!」と言うのですが、私の記憶している潮の香とはまた違うんですよね。
例えるならば、水族館のペンギンの展示コーナーの匂いかな・・・。
有明海は泥なので生き物の匂いが溜まったりするものなのでしょうか?
わかる方がいれば教えて下さい(>_<)
今回も写真を撮りに来られている方が大勢いらっしゃいました。
皆さんも幻想的なこの景色、是非直に見てみて下さい(*´ω`*)
トイレ 2023年追記
先日久々に海中鳥居を訪れたところ、綺麗なトイレが出来ていました。
しかも泥を落とすようかな?シャワーまでついています。
皆さんも是非是非、時間・季節によって異なる姿を見せてくれる海中鳥居、見に行ってみてくださいね~(*’▽’)
情報
駐車場:有(無料)