現在佐賀県立博物館で開催されているSAGAものづくり夢ラボに行ってきました!
夏休みに同じく佐賀県立博物館で行われていた『すごいぞ!ボクの土木展』に息子と一緒にいって楽しかったのと勉強になったので、今回のSAGAものづくり夢ラボもポスターを見た時から行こうと決めていました。
なんてったて無料ですしね、助かります(*^-^*)
SETSUNA
さて、博物館の入り口に入ってすぐ展示されていたのがコチラ↓
ミラノデザインウィーク2016にTOYOTAが出展したことでも知られるコンセプトカーSETSUNAです。
木でできていて、見た目がとにかく温かみがありました。
ボディは86枚の木のパネルでできていますが、木は使い方や時間の積み重で色合いが変わっていき深みや味わいが増していくことから、運転手や家族にとって唯一無二の存在となること。
そして修理が必要となったら、全体を交換するのではなくその1枚だけを交換することが出来、手をかけることでいつまでも世代を超えて使い続けることが出来ます。
つまりTOYOTAさんはこのSETUNAで新しさだけを追い求める工業製品として捉える車では無く、愛着をもって手をかけていく、家族だけの新たな価値ある財、愛がつく工業製品という新しい車の価値観・考えを具現化したそうなんです。
釘やネジを使用しない日本の伝統技法が採用されていたり、他にも多くの工夫が凝らされていたり愛が沢山つまっている部分がいっぱいです。
一見の価値ありですよ!!
皆さん近くによってじっくりと観察したり、写真撮影されていました。
もちろんこの車は公道は走れませんが、自動運転のように昔は夢でしかなかったことが実現化しているのですから、未来はこのように新しい価値観をもった車が走っているかもしれませんね(*^▽^*)
本当にTOYOTAさんはものづくりの考えまで、一歩いやもっとかな?先を歩んでいる感じがカッコイイですね。
佐賀のものづくりの歴史を学ぼう
そして3階へ。
入ってすぐは佐賀のものづくりの歴史から。
佐賀の偉人については維新博や佐賀城でも学んだつもりでしたが、こんなに凄い人達がいたんだ、こんなに凄い技術があったんだ、佐賀は本当に凄かったんだだと更に学ぶことが出来ました。
見るだけでなく触ることが出来る展示も↓
遺跡から発掘された貴重な資料に触ることが出来るんです。
実際に試し打ちされた大砲に触るのは何だかドキドキしました。
流れ出た鉄の部分に磁石をくっつけて、息子は「おー(゚д゚)」と驚いていたけど意味は分かったのかな(笑)
佐賀のものづくり 現在
そして歴史から現在へ↓
ライトやボルト・タイヤなど日本の自動車づくりに佐賀県が沢山かかわっていてビックリ。
小糸九州株式会社さんなんてよく前を車で通りますが、恥ずかしながら何を作っている会社なのか知ったのは今日が初めてでした。
高級車で知られるレクサスのシートに座らせていただきました。
座り心地が良すぎてビックリ(゚Д゚;)
普段自分が乗っている車とこんなに違うの・・・と正直めちゃくちゃ驚きました。
息子も「気持ちいい♡」って喜んでいたので、「将来自分でレクサス買ってね♡」と言っておきました。
私以外も、体験されている方皆さんその気持ちよさに驚いていましたよ。
多くの展示がある中で、私は名村造船所さんの船づくりの現場をVRスコープで見ることが出来るこちらの展示が印象的でした。
360度、上下左右見えるなんて・・・本当に自分がその場にいる感覚になれますね。
各スコープで見れる場所が違いますので、息子も楽しそうに一つ一つ見ていました。
伝わるかはわかりませんが、説明を見ながら私が簡単に説明したりして(^^)
そしてこちらも凄い↓
SUNBITさんの機械というかロボットというのか。
種類がバラバラに混ざって置かれているチロルチョコを機会が色・形を認識し、ものすごい速さで正確に種類を分けて並べ直すところを見せてもらえます。
これには皆さん拍手喝采。
息子なんて口開いちゃってましたからね(笑)
機械に人間の仕事を奪われるって本当かも・・・なんてちょっと思っちゃいました。
それにしてもスゴイ技術、パネルで読んだ時点ですごそうなんて思ったけど百聞は一見に如かずです!!
本当に驚かされます!!
そして未来へ
他にも未来のコーナーには翻訳機が置かれていたり、ホロレンズ体験(年齢やら色々と条件はあります)が出来たりと、多くの方がいらっしゃったのでこちらは写真は控えましたが、本当に驚くことばかりでした。
ドラえもんの世界と言うか、ハリウッド映画の世界と言うか・・・もうほぼ実現化しているなんてΣ(゚Д゚)
この前魅力度ランキングの記事で維新博について少し否定的なことも書いっちゃったんですが、今もそしてこの先の未来も誇れるものづくりの伝統や技術が佐賀には沢山あるということが世の中を知らない私にも少しだけわかった気がします。
やっぱり大切なのは、伝統や技術を受け継ぎ、この先も佐賀で働く人がいるということですよね?
佐賀の子供たちが自分も佐賀で働きたい、生きていきたいと思えるように現在の佐賀のものづくりを知ることも大切だと思いましたし、さらに多くの企業さんが佐賀県に来てくれればとも思いました。
働くということは暮らしていくということなので、買い物や交通面だってもっともっと便利になることもやはり大切なのではとも考えました。
まぁAmazonみたいに未来は今以上にあらゆる事がネット注文ですんじゃうのかもしれませんけどね。
3歳の息子はどう感じたでしょうか?
もちろん、楽しかったとかそれくらいの感想だとは思うのですが、何かしら心に響くものがあったなら良いなと思います(*´ω`*)
最後はロボットが旗をふってお見送り。
最近のロボットって人間の手首と同じような動きができるの!?
本当に凄いわ~(゚Д゚;)