週末に家族で行ってきました基山(きざん)!
基山(きやま)町なのに山は基山(きざん)なんですね( ゚Д゚)
佐賀県三養基郡基山町と福岡県筑紫野市にまたがる山で、そんなに高い山ではないので家族で登山も考えましたが、次男がやはり小さすぎるので、山頂近くの草スキー場まで車で行きました。
駐車場からの景色も素晴らしい!
恥ずかしながら駐車場にあった看板で知ったのですが、基山は基肄(きい)城跡なんですね!
軽く説明しますと、唐と新羅の連合軍に滅ぼされた百済復興のため日本が援軍を送った663年白村江(はくすきのえ)の戦いで日本は負けてしまいます。
そこで唐と新羅の連合軍が国内に攻めてくるかもしれないと思い、歴史の教科書にも登場しました中大兄皇子(後に天智天皇になる)が大宰府防衛施設の建設を急ぎました。
そこで造られた一つが基肄城なんだそうです。
簡単に言っちゃえば大宰府を護るための城の一つですね。
百済の高官の指導で築かれた朝鮮式山城であり、日本最古の山城とも言われているのだとか。
日本書紀に記されているっていうんだから凄いですねΣ(゚Д゚)
まぁそんな歴史ある場所に我が家は草スキーをしにきたわけです。
↑看板の通りですが、1台300円で木製のソリを借りられます。
あまり混んでいなかったためかもしれませんが、時間無制限で楽しめます。
さぁそんな草スキーを楽しむ場所がコチラ↓
基山の山頂近くは山全体が芝生になっているんです!!
この芝生を傷つけないためにプラスチックのソリは使用禁止なんですね。
4歳児の長男が一人で上手に乗れました。
私も乗りましたが、滑っている場所が本当の山ですから、めちゃくちゃ気持ちが良い(*´▽`*)
開放感と言うか爽快感?
こんな景色に向かって滑り降りるのはとにかく楽しくて、息子もひたすら滑っては登り、滑っては登りを繰り返していました。
小さい子は親と二人乗りが出来ますし、小さい子が一人で滑る場合は小さめのソリを貸していただけます。
そして勿論山頂からの景色を見るべく、家族全員登ります。
草スキー場からの直線距離は短いのですが、登るごとに斜面が急になっていく・・・。
長男は滑りそうになりながらも一生懸命登りました。
大人でも結構足にきますな( ̄▽ ̄)
登りきると山頂は少し広めの気持ちの良い場所!!
そして絶景!!!
コチラ↓の前でさぞ登山口から登ってきたような顔で記念写真をパチリ(笑)
山頂には防御に適した土盛りがされている場所がチラホラ。
確かにここは基肄城跡なんですね~。
天智天皇時代に建てられたことを示すこんなものも建っていました。
1300年以上前のここからの景色はどんな景色だったんですかね~?
現在はこんなに美しい景色が見れますよ(*^-^*)
しかしこれだけの見晴らしの良さですから、遠くまでしっかりと見渡すことが出来、大宰府をしっかりと守ることが出来たのでしょう。
私的にはこの景色を見て漫画『キングダム』が無性に読みたくなりました、なんででしょうね(笑)
草スキー場から登っただけでも4歳児にはそれなりに運動になったかな?
楽しそうで親としても嬉しかったです。
景色だけでなく花々も綺麗♪
菫の花を見ると春が来た~って感じがします(^^♪
登山口から歩いて登ってきたらもっと様々な花に出会えたかもしれませんね。
次男がもう少し大きくなったら、今度こそ基山登山にチャレンジしたいです。
皆さんも最高の景色、そして山の中での草スキーを楽しみ、昔の日本のこの地に思いを馳せてみて下さいね(^^)/
TEL: 0942-92-2653(基山町観光協会)
駐車場:有り(無料)
※草スキーは3月~5月と9月中旬~11月の土日祝日のみです。天候により中止もあり。